公開日 2014年06月20日
消費者庁には、子どものボタン電池の誤飲に関する事故情報が、過去4年間で90件以上寄せられており、そのうち11件が入院する事態にまで至っています。
ボタン電池は、誤飲時に食道にとどまり、放電の影響によって短時間(1時間程度)でも潰瘍ができて穴が開いてしまうなどの重篤な症状を生じることがあり、場合によっては死に至るなど大変危険です。
ボタン電池は、玩具だけでなく、時計、タイマー、LEDライトなど子どもの身近にある様々な日用品に使われており、こうした製品で子どもが遊ぶうちに誤って飲み込む事故が多数発生しています。ボタン電池の危険性を認識し、保管・廃棄方法に気を付けるとともに、ボタン電池が使われていないか、身の回りにある製品の点検も行いましょう。