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<緊急情報No.12>日食観察用グラスの使用に当たっての注意喚起(製品の確認結果)

公開日 2012年05月19日


日食観察用グラスの使用に当たっての注意喚起(製品の確認結果)
◎下記の製品は、日食観察には不適切と考えられますので使用しないでください。
 
 ★デメテル株式会社 「日食観賞用グラス」
   製品の販売個数 41個 (同社が回収対応中)
   同社の連絡先 電話:03-5911-1581  

 消費者庁は5月16日、日食観察用グラスを使う際は、品質や性能を確認した上で、正しく使用するよう呼びかけました。その後、(独)国民生活センターと連携し、流通している製品に日食観測に不適切なものはないか、可能な範囲で確認を行ってきました。 今般、その確認結果をお知らせします。
 消費者庁と(独)国民生活センターが確認を行った製品は、16事業者20製品で、結果は下記URLです。その中でこの製品は、可視光線の減光が不十分(透過率0.23%:(独)国民生活センター調べ)で日食観察には不適切と考えられますので、使用しないでください。

◇確認結果の詳細は、消費者庁ホームページ〔日食観察用グラス、製品の確認結果PDF〕
ご覧ください。
 
これ以外の製品であっても、次のポイントを踏まえ、使う前に品質や性能をご自分で確かめるようにしましょう。

★こんな日食観察用グラスは危険です。
 ・室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品
  可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確認できる程度の見え方です。
 ・可視光線や赤外線の透過率が高い製品
  安全性の検討材料となる数値として、可視光線で0.003%以下、赤外線で3%以下という目安が
  あります。
 ・LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認できるもの。

◇詳細は、2012年金環日食日本委員会ホームページ 日食観察グラス
 「明らかに危険な製品の見分け方」をご覧ください。 

◇本件に関するお問い合わせ先:消費者庁消費者安全課 
 電話:03-3507-9201(直通) 
http://www.caa.go.jp/ 

消費者庁ホームページ

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