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<緊急情報No.11>日食観察用グラスの使用に当たっての注意喚起

公開日 2012年05月17日

5月21日月曜日は、日本全国で部分日食が、太平洋側の広い地域で金環日食が見られる可能性があります。
 日食観察のため、さまざまな観察グラスがありますが、不適切な製品を用いると、目を傷める危険があります。時には重症化や、視力低下にいたることもあります。
 日食観察グラスを使う際は、下記を参考に、品質や性能を確認した上で、正しく使用してください。

★こんな日食観察用グラスは危険です。

・室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品。
  可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確認できる程度の見え方です。
・可視光線や赤外線の透過率が高い製品。
  安全性の検討材料となる数値として、可視光線で0.003%以下、赤外線で3%以下という目安があります。(あくまで目安)
・LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認できるもの。

◇詳細は、2012年金環日食日本委員会ホームページ・日食観察グラス「明らかに危険な製品の見分け方」をご覧ください。
http://www.solar2012.jp/

※消費者庁と独立行政法人国民生活センターは、日食観察に不適切な製品が流通していないか確認を行っています。結果については、判明次第お知らせします。

◇本件に関するお問い合わせ先:
消費者庁消費者安全課 電話:03-3507-9146(直通) 
http://www.caa.go.jp/ 

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電話:088-623-0110

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