公開日 2022年02月08日
賃貸住宅を退去する際に、「畳の表替えやクロスの張替えに高額な費用を請求された」などの相談が通年多く寄せられています。このような場合に問題となるのが、借主がどの範囲まで責任を負い、費用を負担するのかということです。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が示す一般的な定義としては、賃貸後に生じた通常損耗(普通に使っていて生じた傷など)や経年劣化が原因となる修理代は借主負担にはなりません。
退去時のトラブルを避けるためには、契約時に契約書と重要事項説明書をよく確認するほか、入居時に部屋をよく点検・確認しておきましょう。気になるところがあれば記録・証明になる写真を日付入りで撮っておくことが重要です。
参考:国土交通省ホームページ) 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン