公開日 2022年01月25日
全国の消費生活センターには、毛染めによる皮膚のかゆみや赤み、痛み等の皮膚障害に関する相談が寄せられています。
ヘアカラーリング剤の中でも白髪染めなどによく使用されている酸化染毛剤は、主成分によりアレルギー性の皮膚炎を起こしやすいことから注意が必要です。
症状が軽い為に毛染めを繰り返したり、症状が治まった後に再度毛染めをしたりすると、次第に症状が重くなり、重篤な症状が現れるケースがあります。
また、これまで何度も毛染めをして症状が出なかった人でも、使い続けるうちに突然アレルギーを発症することがあります。かゆみや赤み、痛みなどの症状が現れた場合は使用を中止し、医療機関を受診しましょう。
ヘアカラーリング剤を安全に使用できるかどうかを確認する為に、使用前には毎回必ずパッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行いましょう。