公開日 2021年07月20日
「15年くらい前に友人から五千円分のギフト券を貰っていた。券面には有効期限が書かれていなかったので、今でも使えると思って店に行くと、このギフト券はもう使えないと言われた」という苦情がありました。
商品券やギフト券の多くは、2010年に施行された「資金決済法」という法律の規制を受けています。何らかの理由で発行業者が券の利用終了を決めることがあり、この場合、利用終了を広く周知する必要があります。また、特別に60日以上の申し出期間を設けて、期間内に申し出た者に対しては現金で払い戻しをするよう定められています。申し出期間を過ぎていても、業者に問い合わせると別の救済措置が用意されていることもあります。
発行業者の倒産や業務の縮小・変更など、ギフト券が使えなくなる理由は様々です。ギフト券はいつまでも使えると思わず、早めに使い切るようにしましょう。