「ネット通販で商品を申し込み、代金を前払いしたのに商品が届かない。サイトも消えてしまった。」といった、実態のない詐欺サイトでの購入トラブルが増えています。
　ネット通販では「特定商取引法」により、サイト内に事業者の名称、住所、電話番号等を表示することが義務付けられています。申し込む前には、それらの表示の有無だけでなく、記載の住所や連絡先が虚偽でないか、必ず確認しましょう。また実在する通販サイトを完全に模倣している偽サイトもあります。購入したい通販サイトのURLと一致するか、受注メール等に不自然な日本語表現がないか注意深く確認しましょう。商品が届く前に代金を支払ってしまうと、トラブルがあった場合に被害金を取り戻すことが難しくなります。特に支払い手段が前払いで銀行振り込みのみに限定されている、事業者名とは別の個人名義の口座を指定された場合は要注意です。