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No.560.認知症の母を消費者被害から守る!

公開日 2016年08月02日

 「認知症の母宛てに海産物が届いた。業者は、電話勧誘で注文を受けたという。母は、注文した事を覚えていないが、普段1人で留守番しており、電話勧誘を受けると『はい、はい』と返事をしてしまう。今回はクーリングオフできるが、今後の対処方法は。」との相談がありました。
 近年、認知症などの判断能力に不安のある高齢者が契約当事者となるトラブルが増加しています。被害発見に時間を要し、クーリングオフ期間を過ぎてしまう場合も少なくありません。
 高齢者の消費者トラブルを防ぐには、家族や身近な人による見守りが大切です。高齢者宅に不審な荷物があるなど、変化に気づいた場合はできるだけ早く消費生活センターにご相談ください。
 また、成年後見制度を利用することも検討しましょう。

消費者トラブルのご相談は、徳島県消費者情報センターへ

電話:088-623-0110

困ったときは、188番へお電話!!

188番にかけると、最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口をご案内いたします。
1人で悩まずに、「消費者ホットライン」188にご相談ください。
「188(いやや)泣き寝入り!」と覚えてね