「大手電話会社を名乗り『ネットのセキュリティ強化のため、変更手続きが必要』と電話があり、言われるままパソコンを操作したら、遠隔操作でプロバイダを変更された。業者が不審なので解約したい」といった相談が急増しています。
　センターで確認したところ、業者は大手電話会社とは全く関係のない会社で、セキュリティ強化の必要性もありませんでした。
　プロバイダの契約には、クーリング・オフ制度は適用されません。また、電話での口頭のやり取りだけで契約は成立し、解約するには違約金の支払いが必要となる場合もあります。
　プロバイダの電話勧誘を受けた場合は、その場で判断せず、いったん電話を切り、業者名や料金、サービス内容等をよく確認しましょう。