買物にクレジットカードを使う機会が増えています。（社）日本クレジット協会によると、
クレジットカードの発行枚数は、平成23年3月末で約3億2千2百万枚になっています。これは、
成人一人当たり約3枚のクレジットカードを所有していることになります。
　クレジットカードを利用すると、現金がなくても欲しい物が手に入りますが、一方で、お金を
使ったという実感がわきにくいので、支払い能力以上の買物をしてしまうおそれがあります。
特にリボ払いは、あらかじめ決められた額を毎月支払う方法なので、支払残高に対する注意
が薄れがちになり、無計画に利用すると気づかない間に支払困難になる危険もあります。
　クレジットカードの仕組みや特徴を理解した上で利用し、返済能力、買物の必要性もよく考
え、利用状況を常に把握しておきましょう。