公開日 2012年07月10日
今月から牛のレバー(肝臓)を生食用として、販売・提供することが禁止されました。
肉による食中毒は、生のレバー(肝臓)に限らず、鶏肉の刺身などの生肉や、調理時の加熱不
足などにより、年間を通して発生しています。原因となる細菌は、「腸管出血性大腸菌(O-157、
O-111)」や「カンピロバクター」で、激しい腹痛や下痢などの症状を引き起こします。
抵抗力の弱い子どもや高齢者は、重症になることもあり特に注意が必要です。これらの細菌
は熱に弱いため、肉を十分加熱して食べれば、食中毒を防ぐことができます。
生肉に触れた手はよく洗うこと。生肉を切った包丁やまな板はよく洗って熱湯消毒するなど、
細菌が他につかないよう注意することが大切です。