公開日 2009年10月28日
「『以前受けた通信講座の資格が取得できていないので、引き続き受講する必要がある。』という電話が職場にかかってきた。受講料は支払済で、資格を取るまで契約が続いているという認識はなかった。そこで、『資格を取るつもりはないので終了したい』と答えたところ、終了手続きのために高額な手数料の請求を受けた。どうすればよいか。」という相談がありました。
これは、過去の通信講座の登録名簿などを基に以前の契約が継続しているかのように話し、新たな契約をさせようとする「資格商法の二次被害」の手口です。通常、過去の契約は資格取得の有無に関わらず、受講料を完済した時点で終了しています。
また、職場への電話の場合、周囲を気にしてあいまいな返事をしてしまいがちですが、このような請求に対してはきっぱりと断るようにしましょう。