公開日 2025年10月28日
「SNSの広告を見て有名メーカーのロゴが表示された高性能空調機器を購入したが、届いたのは粗悪品だった」「SNS広告で犬型AIロボットが紹介されていたが、実際に届いたのはただの犬の玩具だった」といった、SNS広告に関するネット通販トラブルの相談が増えています。
近年、生成AI技術の進歩により、実在の商品と間違えるほどリアルな画像や動画を使った広告が簡単に作成できるようになりました。また、SNSに登録された年齢や性別、興味・関心などの情報をもとにしたターゲット広告も高度化し、消費者の購買意欲を巧みに刺激しています。
しかし、その一方で偽サイトへ誘導したり、粗悪品を販売したりする詐欺的なサイトも横行しています。被害を防ぐためには、広告の発信元やリンク先のURLを必ず確認し、信頼できる販売元からのみ購入することが重要です。
困ったときは、消費者ホットライン「188(いやや)」、または、お近くの消費生活センターまでご相談ください。